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  1. 北区議会 2009-09-01
    10月09日-11号


    取得元: 北区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-27
    平成21年  9月 定例会(第3回)   東京都北区議会会議録第十一号(第三回定例会)                  平成二十一年十月九日(金)(午前十時開議)---------------------------------------     出席議員(四十四人)     一番       山中邦彦君     二番       石川 清君     三番       花見 隆君     四番       佐藤有恒君     五番       大畑 修君     六番       福田伸樹君     七番       永沼正光君     八番       渡辺かつひろ君     九番       野々山 研君     十番       福田 実君    十一番       安田勝彦君    十二番       金子 章君    十三番       平田雅夫君    十四番       林 千春君    十五番       鈴木隆司君    十六番       宮島 修君    十七番       榎本はじめ君    十八番       椿 くにじ君    十九番       山田加奈子君    二十番       太田奈保子君   二十一番       福島宏紀君   二十二番       相楽淑子君   二十三番       本田正則君   二十四番       山崎たい子君   二十五番       近藤光則君   二十六番       青木博子君   二十七番       稲垣 浩君   二十八番       大島 実君   二十九番       樋口万丈君    三十番       池田博一君   三十一番       藤田隆一君   三十二番       戸枝大幸君   三十三番       八巻直人君   三十四番       木元良八君   三十五番       中川大一君   三十六番       八百川 孝君   三十七番       土屋 敏君   三十八番       上川 晃君   三十九番       横満加代子君    四十番       小関和幸君   四十一番       宇野 等君   四十二番       小池たくみ君   四十三番       黒田みち子君   四十四番       山崎 満君     出席説明員  区長             花川與惣太君  副区長            山田統二君  政策経営部長         清正浩靖君  政策経営部参事        依田園子君  (企画課長事務取扱)  総務部長           谷川勝基君  総務部参事          佐藤公夫君  (職員課長事務取扱)  危機管理室長         中澤嘉明君  地域振興部長         越阪部和彦君  区民部長           風間秀樹君  生活環境部長         長尾晴彦君  健康福祉部長         井手孝一君  保健所長           深澤啓治君  子ども家庭部長        依田 実君  まちづくり部長        三浦 隆君  会計管理室長         石井 博君     政策経営部  財政課長           都築寿満君  広報課長           上山 勉君  財政課財政主査        三井孝紀君     総務部  総務課長           風間美子君  総務課総務係長        加藤正明君     教育委員会  教育長            伊与部輝雄君  教育委員会事務局次長     内田 隆君  教育改革担当部長       伊達良和君      議事日程       第三号日程第一 平成二十年度東京都北区一般会計歳入歳出決算の認定について----+日程第二 平成二十年度東京都北区国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定につ|     いて                              |日程第三 平成二十年度東京都北区用地特別会計歳入歳出決算の認定について  |日程第四 平成二十年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計歳入歳出|     決算の認定について                       |日程第五 平成二十年度東京都北区老人保健会計歳入歳出決算の認定について  |日程第六 平成二十年度東京都北区介護保険会計歳入歳出決算の認定について  |日程第七 平成二十年度東京都北区後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定につい|     て                        (委員会審査報告)日程第八 第六十三号議案 東京都北区立ふれあい館条例の一部を改正する条例 |日程第九 第六十四号議案 東京都北区学童クラブの運営に関する条例の一部を改|             正する条例                   |日程第十 第六十五号議案 東京都北区立幼稚園条例の一部を改正する条例   |日程第十一 第六十六号議案 北区総合防災情報通信システム整備工事請負契約 |日程第十二 第六十八号議案 明桜中学校新築電気設備工事請負契約      |日程第十三 第六十九号議案 明桜中学校新築空気調和設備工事請負契約    |日程第十四 第七十 号議案 東京都北区立袋児童館の指定管理者の指定について|日程第十五 第七十一号議案 東京都北区立八幡山児童館の指定管理者の指定につ|              いて---------------------+日程第十六 議員提出議案第十号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書日程第十七 二一第一号 北区耐震改修助成金見直しに関する請願-------+     +二一第一一号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書提出に|     |       関する陳情                   |日程第十八|                        (委員会審査報告)     |二一第一二号 北区次世代育成支援行動計画における子育て広場  |     +       (つどいの広場)の実施を求める陳情-------+ ○議長(平田雅夫君)  本日の会議を開きます。 これより議事日程に入ります。 日程第一から日程第七までを一括して議題とします。   (書記朗読) △日程第一 平成二十年度東京都北区一般会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告) △日程第二 平成二十年度東京都北区国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告) △日程第三 平成二十年度東京都北区用地特別会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告) △日程第四 平成二十年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告) △日程第五 平成二十年度東京都北区老人保健会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告) △日程第六 平成二十年度東京都北区介護保険会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告) △日程第七 平成二十年度東京都北区後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定について(委員会審査報告)--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  本案に関し委員会審査報告書が提出されていますので、書記から朗読させます。   (書記朗読)   決算特別委員会審査報告書一、平成二十年度東京都北区一般会計歳入歳出決算の認定について一、平成二十年度東京都北区国民健康保険事業会計歳入歳出決算の認定について一、平成二十年度東京都北区用地特別会計歳入歳出決算の認定について一、平成二十年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計歳入歳出決算の認定について一、平成二十年度東京都北区老人保健会計歳入歳出決算の認定について一、平成二十年度東京都北区介護保険会計歳入歳出決算の認定について一、平成二十年度東京都北区後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定について 本委員会は九月十一日付託された右決算審査の結果、いずれも認定すべきものと決定したので報告する。 平成二十一年十月六日          東京都北区議会決算特別委員会              委員長  榎本はじめ 東京都北区議会議長  平田雅夫殿--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  本件に関し決算特別委員会委員長の報告を求めます。   (十七番 榎本はじめ君登壇) ◆十七番(榎本はじめ君)  ただいまから、決算特別委員会審査報告を申し上げます。 去る九月十一日開会の本会議において、決算特別委員会に付託されました、平成二十年度東京都北区各会計歳入歳出決算については、九月二十五日、二十八日、二十九日、十月一日、二日、五日及び六日の計七日間にわたり、区長をはじめ関係理事者の出席を求め、慎重かつ熱心に審査を行いました。 以下、審査の経過概要と結果について一括してご報告申し上げます。 平成二十年度決算は、一般会計において歳入総額、一千三百八十三億六千五百八十万四千五百円、歳出総額、一千二百五十一億三千七百二十九万四千九十九円、差引残額、百三十二億二千八百五十一万四百一円の剰余金を生じ、翌年度に繰り越すべき財源である繰越明許費繰越額等、六十八億一千六百三十五万七千円を差し引いた実質収支額は、六十四億一千二百十五万三千四百一円となり、執行率は九〇・五%でありました。 六特別会計を加えた決算総額では、歳入総額、二千五十四億九千百八十八万七千二百二十九円、歳出総額、一千八百九十五億一千八万二千六百四十一円、差引残額、百五十九億八千百八十万四千五百八十八円の剰余金を生じ、繰越明許費繰越額等を差し引いた実質収支額は、九十一億六千五百四十四万七千五百八十八円となり、執行率は九一・七%でありました。 これらの状況を踏まえ、各会派代表による総括質疑をはじめとして各款の質疑が行われました。質疑の詳細については、追って会議録を作成の上、配付いたしますので、報告を省略させていただきます。 これらの質疑を経た後、各会計歳入歳出決算の認定について、各会派代表からそれぞれ討論が行われましたので、その概略を申し上げます。 まず、日本共産党北区議員団の討論について申し上げます。 人間らしく働き、暮らしてゆける区政の実現を求めてきたが、次の五点から一般会計に反対する。 一、格差と貧困に苦しむ区民に温かい手を差し伸べようとしない姿勢。二、経営改革プラン指定管理者制度などを拡大し、構造改革路線をひた走ろうとする姿勢。三、庁舎のあり方専門委員会での結論を急ぎ、それを区民と議会に押しつけようとする姿勢。四、公的住宅の新規建設に不熱心な姿勢や区営住宅の家賃値上げを実施しようとすること。五、少人数学級に対し消極的な姿勢。 また、国保会計は保険料を値上げしたことから、介護保険会計は異常な介護保険運営を続けてきたことなどから、後期高齢者医療会計は速やかな廃止を求めて、それぞれ反対する。 以上の意見要望が述べられ、一般会計、国民健康保険事業会計介護保険会計及び後期高齢者医療会計歳入歳出決算の認定にいずれも反対、用地特別会計ほか二特別会計の歳入歳出決算の認定にはいずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、自由民主党議員団の討論について申し上げます。 平成二十年度決算は、経済不況による地方財政への影響の中、区の基本方針・基本姿勢を堅持し、内部努力を推進して経営改革プランに基づく持続可能な行財政へと取り組んだことを評価する。 各分野においても、中期計画を踏まえ、四つの重点戦略を積極的に推進し、「区民とともに」の実現に取り組んだことを評価する。 なお、以下の五点について要望する。 一、自然災害への対応として地域防災のあり方などの再点検。二、相談場所や区の施策の区民周知と、子育て支援施策の充実。三、女性の健康に関する各種健診の充実。四、駐輪問題の現状の検証及び施策の推進。五、基本計画推進の明確化と、財源問題の精査及び財調、交付金の確保。 以上の意見要望が述べられ、各会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、新社会党議員団の討論について申し上げます。 新中央図書館のオープン、志茂子ども交流館の建設、みどりと環境の情報館や赤羽自衛隊跡地公園の整備、緊急臨時直接雇用の試みなどは評価する。 しかし、官製ワーキングプアを生み出す非常勤職員・臨時職員の多用と、指定管理者制度を含む外部化された職場については強く改善を求める。 また、中小企業への仕事確保、貸し渋りへの監視と対策、公契約条例による下請けの労働環境整備などの雇用対策については十分と言えない。「相談窓口の一元化」「シルバー人材センターの活用」「学校図書館への専任司書の配置」など将来を見据えた雇用対策を求める。 なお、介護保険会計は、二十三区中で最も厳しい認定が改善されず、介護事業者、介護職員への支援も弱かったため反対する。 以上の意見要望が述べられ、介護保険会計歳入歳出決算の認定に反対、一般会計、ほか五特別会計歳入歳出決算の認定には、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、公明党議員団の討論について申し上げます。 平成二十年度決算は、「区民とともに」の基本姿勢のもと、「子ども」・かがやき戦略と「元気」・いきいき戦略を最重点とし、健全財政を堅持しつつ、意欲的に課題解決に取り組み、持続可能な行財政システムの推進に努め、中小企業金融融資対策など公明党が求めてきた事業への幅広い取り組みを高く評価する。 なお、以下の九点の実現に向け、一層の努力を求める。 一、経営改革プランのさらなる推進。二、公共施設マネジメント白書の実施。三、医療と介護の連携促進。四、がん検診事業の拡充。五、在宅介護支援策の拡充。六、総合的な自殺対策の実施。七、雇用創出事業中小企業支援の拡充。八、小中学校での法教育・健康教育の実施。九、低所得者への地デジ対策の実施。 以上の意見要望が述べられ、各会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、民主区民クラブの討論について申し上げます。 区の予算執行は「区民とともに」の基本姿勢のもとに区民要望に応え、概ね堅実に執行されたと評価するが、以下九点要望する。 一、地方分権改革の推進。二、雇用対策の重視。三、少子高齢化対策の強化。四、指定管理者制度の点検・検証。五、「障害者自立支援法」「後期高齢者医療制度」廃止の政府方針を評価し、「新たな制度」の構築に向けた区の積極的な働きかけ。六、十条まちづくりの推進。七、地球温暖化対策の抜本的強化。八、学校適正規模等審議会答申の実行にあたり十分に地元の意向を尊重すること。九、オバマ大統領の核廃絶構想や初の国連での決議等新たな情勢を踏まえた、北区平和都市宣言の「非核平和都市宣言」への発展。 以上の意見要望が述べられ、各会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 最後に、あすか新生議員団の討論について申し上げます。 北区は、経済不況対策として中小企業者の資金繰り支援、区内共通商品券への補助、観光振興事業の取り組みに努めた。 子ども、教育分野では、学校改築工事の推進、妊婦健診助成の拡充、保育園待機児ゼロ作戦の推進、志茂子ども交流館の建設、そして待望の中央図書館も開館した。 また、コミュニティバスのモデル運行は、地域の活性化に期待したい。 その他、福祉や安全・安心のまちづくり、文化発信の諸施策等、全体として評価する。 しかし、インフルエンザ対策区有施設耐震化、消費者行政、安全・安心パトロール、たばこ、住宅、観光行政、職員の接遇、就学前発達障害児の取り組み、学力テスト等について指摘と要望を行った。 今後の取り組みに十分留意してほしい。 以上の意見要望が述べられ、各会計歳入歳出決算の認定について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 討論終了後、まず態度の分かれた一般会計、国民健康保険事業会計及び後期高齢者医療会計の各歳入歳出決算の認定について、一括して起立により採決を行いましたところ、賛成多数をもって、いずれも認定すべきものと決定しました。 次に、介護保険会計の各歳入歳出決算の認定について、起立により採決を行いましたところ、賛成多数をもって、認定すべきものと決定しました。 次に、用地特別会計中小企業従業員退職金等共済事業会計及び老人保健会計の各歳入歳出決算の認定について、一括して採決を行いましたところ、全会一致をもって、いずれも認定すべきものと決定しました。 以上で決算特別委員会審査の経過概要と結果についての報告を終わります。 最後になりましたが、横満副委員長をはじめ、委員並びに理事者各位のご協力に対し、心から御礼申し上げまして、委員会審査報告の結びとします。 ご清聴ありがとうございました。 ○議長(平田雅夫君)  これより討論に入ります。 本件に関し、九番 野々山 研さん、二十六番 青木博子さんから討論の通告がありましたので、順次、これを許可します。 九番 野々山 研さん。   (九番 野々山 研君登壇) ◆九番(野々山研君)  私は、日本共産党北区議員団を代表して、二〇〇八年度東京都北区一般会計決算並びに国民健康保険事業会計介護保険会計後期高齢者医療会計の各決算の認定に反対の立場から討論を行います。 今議会の直前、八月三十日に行われた総選挙は、自民・公明政権が退場し、民主党中心の新しい政権が誕生するという歴史的な結果となりました。私たちは、日本政治にとって新しい歴史の一ページを開くこととなったこの結果を心から歓迎するものです。 この選挙戦で国民が審判を下したのは、麻生政権のもとでの個々の政策の失敗や、首相・閣僚などの個人的資質などではなく、自公政治そのものに対してでした。十年間続いた自公政治は、日本に何をもたらしたでしょうか。 国内政治では、弱肉強食の構造改革路線によって、貧困と格差が急速に拡大しました。年収二百万円以下の働く貧困層は一千万人を超えています。医療、年金、介護などの社会保障制度は改悪に次ぐ改悪で、ぼろぼろにされてきました。受益者負担、自己責任の名で国民に負担を強いる一方で、ごく一握りの大企業だけが巨額のもうけを上げる異常な格差社会が生み出されました。 外交では、何かといえば軍事で事を構えることしか考えない軍事同盟絶対の政治が推し進められました。アメリカのオバマ大統領が、核兵器のない世界を呼びかけ、アジアに平和友好協力の波が大きく広がるなど、世界が様変わりしている中で、イラク戦争の失敗から教訓を学ぼうとせず、今なお自衛隊海外派兵など軍事一辺倒の対応しかできない日本外交のあり方は、完全に時代おくれとなっています。 今回の選挙で、国民が「ノー」を突きつけたのは、まさに自公政権が進めてきたこうした政治、外交路線そのものでした。今、民主党政権のもとで、後期高齢者医療制度障害者自立支援法の廃止、八ッ場ダムに象徴される無駄な公共事業の見直し、日米核密約の調査、温室効果ガス二五%削減の国際公約など、これまでの自公政権ではできなかった新しい政策が打ち出されつつあり、多くの国民がこれらを歓迎しています。とりわけ、長妻厚生労働大臣が全国の厚生年金・社会保険病院を「公的病院として存続させる」と言明したことは、北区民が挙げて要請してきた東京北社会保険病院の存続・拡充の実現に、大きな希望を開くものです。 日本共産党は新しい国会で、国民の願いに沿った政策には賛成・協力するとともに、よりよい政策を積極的に提案する、悪い政策にはきっぱり反対し、問題点を正すという建設的野党の立場で、一層奮闘する決意です。 都政でも、石原知事がトップダウンで進めてきた福祉切り捨て、大型開発推進の政治に、厳しい批判の目が向けられています。百五十億円もの税金を投入しながら、都民の心すらつかめなかった東京オリンピック招致が失敗に終わったのは当然の結果です。都議選での審判を受けた都議会では、我が党や民主党などの提案で、新銀行東京、築地市場の豊洲移転に関する特別委員会が設置されるなど、新たな変化が生まれ始めています。 こうした情勢を受けて、日本共産党北区議員団は、間違った国の政治を正すために声を上げ行動するとともに、区民の暮らしと雇用、中小企業の営業を守る区政を実現するために全力を挙げてきました。 二〇〇八年度一般会計決算の認定については、妊婦健診の公費負担引き上げ、赤羽しごとコーナーの拡充、学力パワーアップ事業ワンルームマンション規制条例の制定、中央図書館や志茂子ども交流館の建設などは評価できるものの、以下の理由から反対を表明するものです。 反対理由の第一は、貧困と格差に苦しむ区民に温かい手を差し伸べようとしない姿勢です。 小泉内閣以来の新自由主義構造改革路線のもとで、毎年二千二百億円の社会保障予算が削減され、医療、介護、年金など、本来国民の暮らしを守るべき社会保障制度が、逆に国民に牙をむき、暮らしを破壊する制度に変質させられてきました。二〇〇八年度は、悪名高き後期高齢者医療制度が、お年寄りをはじめ圧倒的多数の国民の反対を押し切って強行された年となりました。七十五歳で線引きし、際限のない保険料引き上げと差別医療の導入で、厚生労働省さえ、うば捨て山と認めざるを得なかったこの制度に対し、日本共産党は断固として廃止するよう国に働きかけよと求めてきました。しかし、区は「制度自体は必要なもの」と冷たい答弁を繰り返し、粛々と導入を進めました。 医療だけではありません。第三期計画の終了年度となった介護保険では、ランク下げを引き起こす北区独自の厳しい認定やケアマネジャーの立ち会いを拒否する姿勢に抜本的改善は見られませんでした。その結果、私たちが警告したとおり、三年間で給付費を当初計画に比べ百億円も余らせる結果となりました。 雇用についてはどうでしょうか。昨年秋、アメリカ発の経済危機が、我が国にも深刻な景気悪化を及ぼし、首都東京のど真ん中に年越し派遣村が出現するという事態に立ち至りました。日本共産党は、財界・大企業に対し派遣切りをやめるよう国が指導することや、労働者派遣法を一九九九年の原則自由化以前に戻す抜本改正を迫ることなどを具体的に求めてきましたが、区の姿勢は「国の反応を見守りつつ、必要に応じて国や都に要請を行う」という極めて消極的なものでした。年度末に補正予算を組み、緊急の直接雇用に踏み出したことは評価いたしますが、二百人の募集に対し十人の採用と、残念な結果に終わりました。ここからしっかりと教訓を引き出し、次につながる施策の展開を期待します。 これほどまでに区民の暮らしが深刻になっているときに、花川区長の口からは、いまだ貧困と格差の打開に向けた断固たる決意を聞くことができません。区民の暮らしに、苦しみに心を寄せ、温かい手を差し伸べる区政への転換を求めます。 反対理由の第二は、国民から見放された構造改革路線にしがみつき、経営改革プランの撤回をかたくなに拒む姿勢です。 自公政権が進めた構造改革路線に沿って、官から民へのかけ声で地方自治体にも市場原理を導き入れる理不尽な行革路線が押しつけられてきました。北区では、これをいち早く具体化した経営改革プランをにしきの御旗に、一路外部化路線が推進されてきました。その中心をなす指定管理者制度の導入は、二〇〇八年度までに百九施設と二十三区内でも突出しており、今年度以降もさらに増やす計画です。 日本共産党は当初から、公的施設を丸投げする危険をはらんだ制度そのものに否定的立場をとってきました。本格的導入から四年目を迎えている現在、コストの削減とサービスの向上という口実は破綻し、指定管理者制度が広げてきた矛盾は、いよいよ看過できないところまで来ています。 その一つは、コストの削減がもたらす官製ワーキングプアの拡大です。決算審査で区は、指定管理者制度の導入によって、これまでに七億九千万円の効果がもたらされたと述べました。この効果額のうち、圧倒的な部分は、人件費の削減によるものです。 一例を挙げましょう。 来年度から導入予定の袋児童館では、常勤と非常勤の合計職員数を十人から十三人に増やす一方、三年間の人件費を一億八千六百万円から一億三千九百万円へと引き下げる計画です。職員は三割増、人件費は四分の三、これで果たしてまともな仕事が保障されるでしょうか。私たちの会派は、指定管理者となった施設を直接訪問し、賃金をはじめ労働条件についても詳しく調査を行う中で、指定管理者をとるために労働条件を厳しくせざるを得ない実態や、正規職員と非正規職員に激しい格差をつけている事例なども目にしてきました。今や全職員の約四割を占める区の非正規職員の待遇改善も急がれていますが、指定管理者で働く多くの労働者は、それすら下回る労働環境に置かれています。区が誇る効果の裏で、人件費切り下げによる官製ワーキングプアが生み出され続けていることに、根本的な反省が必要です。 二つに、サービスの向上をうたいながら、コンプライアンスもモラルも欠如した民間法人の参入を許してきたことです。二〇〇八年度は、この点でも重大な問題が浮き彫りになった年でした。今年度から、十条台パノラマプールなどを運営している株式会社サンアメニティは、区内の別の施設で公金の着服、プールの水漏れ事故、契約違反で雇った未成年の社員による傷害事件という三件もの不祥事を起こしていたことが事前に明らかになっていました。これだけ問題の多い企業を指定管理者に選定するにあたり、賛成した会派からの提案で、コンプライアンスの付帯決議がつけられましたが、本来、企業にとって当たり前の法令遵守をわざわざ評価項目に書き加えなければならないところに、指定管理者制度の危うさがあると言わざるを得ません。 また昨年度、一年間で常勤保育士の半数が入れ替わるという異常な大量退職が問題となった浮間東保育園では、我が党の調査で、これまでの保育方針を勝手に変更したり、パワーハラスメントまがいの嫌がらせが横行している事実が発覚、すべての職員が辞令により一年契約と通告されているなど雇用関連法違反の疑いも判明しました。コミュニケーションが命の保育施設で、コミュニケーション不足によって大量退職などの問題が生まれるというのはまさに致命傷であり、公が責任を持つべき子育て施設を民間に任せることで生まれる弊害の大きさを痛感させられるものでした。 サービス向上どころか、コンプライアンスもモラルも欠如した民間法人の参入を許すことになったのは、指定管理者制度そのものに欠陥があるからであり、今後は気をつければよいという態度では済まされません。また、「問題はあったが改善されたからよいではないか」との意見は、事の本質を直視しないばかりか、区民への影響を余りに軽く見る反省のない立場からのものです。日本共産党は、指定管理者制度の検証と抜本的見直しを求めてきましたが、区はかたくなにこれを拒み、一路推進の立場に立ってきました。この姿勢は断じて認められるものではありません。 現在、基本計画とあわせ、経営改革プランの改定作業が進められています。総選挙で国民は、貧困と格差をひどくした構造改革路線にきっぱりと審判を下しました。この際、構造改革路線の北区版である経営改革プランは、潔く撤回すべきであることを厳しく求めておきます。 なお、これに関連し、今決算審査の中で新たに発覚した自転車駐輪業務委託の問題について一言しておきます。 北区から、放置自転車の移送と管理の業務委託を受けている株式会社東宝クリーンサービスで、契約違反の公金管理を行っていることが、内部告発によって明らかになりました。区が調査に乗り出した矢先、この会社は経営難を理由に突如、業務委託を辞退、会社自身も破産手続きに入ってしまいました。さらに重大なのは、この会社で働く労働者に支払われる賃金が時給七百七十円、交通費すら支給されておらず、実質的には最低賃金以下の水準で働かされていた上、二カ月分の賃金が今なお未払いとなっていることです。この会社は、一昨年の時点で既に十六億円もの負債を抱えていたとのことですが、こうした実態を事前に把握することなく業務を委託した区の責任が厳しく問われます。 千葉県野田市では、先月の二十九日、全国で初めて公契約条例が制定されました。官製ワーキングプアの根絶に向けて、北区でも公契約条例を一刻も早く実現することが求められています。 反対理由の第三は、区民とともにと言いながら、庁舎改築問題で区民意見をないがしろにする姿勢です。 二〇〇八年度は、庁舎改築のために十億円を基金に積み立てました。今年度はさらに十億円を積み増し、庁内の検討組織である庁舎のあり方専門委員会と議会の庁舎のあり方検討特別委員会が始動して、庁舎問題も本格的な検討に移っています。 日本共産党は、これまで庁舎問題について、一、庁舎の耐震性に問題があることは明白であり、暫定的な耐震補強工事をすぐにでも行うべきこと。二、庁舎改築は多額の費用を要するプロジェクトであり、将来的な庁舎のあり方については区民合意を大前提に慎重かつ十分な議論が必要であること。三、区がA案からD案まで四つの案を示しながら、あらかじめ一つの案だけに丸印をつけて誘導するようなやり方は戒めるべきこと、という立場を表明してきました。 しかし、この間の区の検討の進め方には、率直に言って大きな疑問を持たざるを得ません。 その一つは、区民アンケートの実施方法です。区は、七月二十五日付北区ニュースで区民に初めて庁舎の実態を明らかにし、同時にアンケートで区民意見を求めました。ところが、わずか一カ月で募集を締め切り、寄せられた意見は、区民から五百三十七件、職員からは百三十九件にとどまりました。しかも、締め切った翌日には専門委員会を開催し、四案のうちから建てかえとなるC・D案に絞り込みを行っています。区民の意見は、専門委員会の結論を裏づける参考程度とされ、アンケートの最終集計がまとまったころには、専門委員会としてどの案を選択すべきかについて、早々と結論を下していました。 問題点の二つは、専門委員会と特別委員会の関係です。今年度に入り専門委員会は四回、特別委員会は三回開催されていますが、専門委員会で議論されたことが約一カ月おくれて特別委員会に報告されるという運営が繰り返されています。直前に開かれた専門委員会の議事録もまとまらないうちに特別委員会が招集されるためです。これでは、議会の側は、専門委員会が決めた結論を事後承認するだけの役割しか与えられないことになってしまいます。 区民や議員を置いてきぼりにし、専門委員会だけが決めた結論を押しつけるような進め方は認められません。庁舎改築にあたっては、徹底した情報公開と能動的な意見の集約で、区民合意の形成に全力を挙げるよう改善を求めるものです。 反対理由の第四は、公的住宅の新規建設に消極的な姿勢です。 昨年末以降、大企業による派遣切りなどで、仕事のみならず住む場所さえ失う労働者が急増しています。また、生活保護を受給している高齢者などをターゲットにした一部の無届け有料老人ホームや無料低額宿泊所など貧困ビジネスの問題が社会問題になっています。今ほど低家賃で提供できる都営住宅、区営住宅など公的住宅の新規建設が求められているときはありません。 ところが、区は、これらの住宅建設に不熱心な態度を続けるばかりか、来年四月からの区営住宅家賃値上げを本格的に強行しようとしています。こうした姿勢は認められません。 反対理由の第五は、いまだに少人数学級に踏み出そうとしない消極的な姿勢です。 既に、少人数学級を実施していないのは、全国で東京都だけとなっていますが、その東京でも新たな変化が生まれています。日本共産党は、さきの選挙で民主党や自民党も少人数学級を公約に掲げるようになったことを踏まえ、都議会において三十人学級を初めとした少人数学級に踏み切るよう迫りました。これに対し都の教育長は、「学級編制のあり方について適切に判断をしてまいります」と従来にない答弁を行いました。いよいよ東京でも、少人数学級実現に向けた機運が高まっているときに、区はいまだ実施に後ろ向きです。一日も早く実施計画を示すべきです。 以上述べた理由から、北区一般会計決算の認定に反対します。 なお、本決算審査において、私たち日本共産党を含む複数の会派から、北区平和都市宣言を北区非核平和都市宣言にするよう要望が出されました。来年開催されるNPT、核不拡散条約再検討会議に向けて、全世界から核兵器廃絶の世論と運動が沸き起こっています。九月二十四日に開かれた国連安保理首脳級特別会合では、核兵器のない世界を目指すとする決議を全会一致で採択するという画期的な成果も生まれています。唯一の被爆国として、また、日本国憲法第九条を持つ国として、日本の役割はこれまで以上に重要となることは間違いありません。こうした情勢を受けて、草の根の自治体から非核の世論と運動を大きく広げていくために、速やかに北区の平和都市宣言を非核宣言とするよう強く要望するものです。 次に、特別会計決算の認定についてです。 国民健康保険事業会計決算については、低所得者を直撃する保険料値上げが行われたことから反対します。 介護保険会計決算については、さきに述べたとおり、事業計画と大きく乖離した異常な運営などから反対します。 後期高齢者医療会計決算については、保険料負担増と差別医療の害悪が明らかになった制度そのものを認めることができず、速やかな廃止を求める立場から反対します。 用地特別会計中小企業従業員退職金等共済事業会計老人保健会計の各決算の認定には賛成することを申し添え、討論を終わります。 ご清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(平田雅夫君)  二十六番 青木博子さん。   (二十六番 青木博子君登壇) ◆二十六番(青木博子君)  公明党議員団を代表して、平成二十年度北区一般会計決算並びに六特別会計決算について、賛成の立場から討論いたします。 平成二十年度の景気後退は、九月のリーマンショックの前後で二つの段階に分かれ、前半は、アメリカを中心とした金融不安、景気の減速、原油価格の高騰で、日本の景気は弱まりました。後半は、金融危機へと発展し、世界同時不況という事態に陥り、日本の景気は過去にない急速な悪化を示し、その長さも過去平均の十六カ月ではおさまらない状況になりました。企業の業績は急激に悪化し、失業者の増加、雇用の影響から家計の状況も悪化し、貧困の問題も発生しました。 この嵐のような経済情勢は、いまだ続いており、北区の財調にも大きな影響がありました。さらに、北区においては高齢化が進み、本年度、二十三区で高齢化率一位となりました。 政権交代により制度設計や財源に不安があり、国の政策がどうなっていくのか見えない中、中小企業対策や金融対策・景気対策など不透明です。このような情勢の中では、適切な判断と長期的展望を見通した持続可能な施策、選択と集中が重要となってまいります。 平成二十年度の一般会計、六特別会計決算では、区長就任以来貫いてきた「区民とともに」の基本姿勢のもと、「子ども」・かがやき戦略と「元気」・いきいき戦略を最重点とし、健全財政を堅持しつつ、意欲的に課題解決に取り組み、持続可能な行財政システムの推進に努められました。 具体的には、北区のこれまでの基本方針・基本姿勢を堅持し、北区経営改革プランに基づき各部の内部努力の徹底や、指定管理者制度に第三者評価を取り入れるなど、民間の活力を生かしながら、サービスの向上を行うことができました。特に指定管理者制度では、移行当初、利用者から不安の声があった施設も、経過に伴い安定した運営が行われています。また、本年、指定管理者制度を導入した施設では、利用者から施設運営者の対応について「今までとは違い、利用者の目線で仕事をしてくれてとても心強い」と好評を得ております。 また、平成二十年度は、基本計画、高齢者保健福祉計画、障害福祉計画、都市計画マスタープランなど多くの中・長期の計画を策定するための資料として、多くの区民、そして様々な年齢層からアンケート調査を実施し、多角的な意見を反映させる努力を行いました。 赤羽しごとコーナーを拡充し、またシルバー人材センターを赤羽に移動するなど、若者から高齢者までの就労支援や相談事業に取り組むなど、格差の是正に努めました。 教育では、学力パワーアップ事業の大幅な拡大により、少人数指導を全小中学校で実施しました。小学校の改築や冷房化など学習環境の整備、特別支援教育推進計画に基づく校内体制の整備と就学支援シートの作成など児童生徒一人ひとりに対応した指導体制を整えました。 福祉・健康の分野では、七十五歳以上の高齢者インフルエンザ予防接種の無料化と乳がんの自己検診用手袋の配布など、二十三区の中でもいち早く実施しました。 子育て支援では、親育ちサポート事業の実施、志茂子ども交流館の建設。その他、中央図書館の改築、コミュニティバスのモデル運行、中小企業金融対策など、我が党が予算要望などで求めてまいりました事業に幅広く取り組んでいることに高く評価いたします。 我が党は、これからも区民の目線での政策実行、区民生活向上に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。 以下の課題、要望につきましては、実現に向け、なお一層の努力を求めたいと思います。 一、区財政の健全な経営改革プランのさらなる推進。一、公共施設マネジメント白書の実施。一、医療と介護の連携を促進。一、がん検診事業の速やかな拡充。一、在宅介護支援策の拡充。一、総合的な自殺対策の実施。一、雇用創出事業中小企業支援の拡充。一、小中学校での法教育・健康教育の実施。一、低所得者への地デジ対策の実施。 その他、今回の決算特別委員会で申し上げました各種要望について、さらなる北区発展と区民生活向上のため、実現に向けて積極的な取り組みを求めます。 最後に、基本計画を明確にし、国・東京都との交付金や財調の課題を整理し安定した区政運営を推進できるよう、今後も引き続き努力を求め、平成二十年度東京都北区一般会計歳入歳出決算並びに六特別会計決算に賛成いたします。(拍手) ○議長(平田雅夫君)  以上で討論を終結します。 これより採決に入ります。 まず、日程第一、日程第二及び日程第七を一括して起立により採決します。 本件に関する委員会審査報告は、いずれも認定を可としております。委員会審査報告どおり認定することに賛成の方はご起立願います。   (賛成者起立) ○議長(平田雅夫君)  起立多数であります。よって、日程第一、日程第二及び日程第七は、いずれも委員会審査報告どおり認定することに決定しました。 次に、日程第六を起立により採決します。 本件に関する委員会審査報告は、認定を可としております。委員会審査報告どおり認定することに賛成の方はご起立願います。   (賛成者起立) ○議長(平田雅夫君)  起立多数であります。よって、日程第六は委員会審査報告どおり認定することに決定しました。 次に、日程第三から日程第五までを一括して採決します。 お諮りします。 本件は、いずれも委員会審査報告どおり認定することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、日程第三から日程第五までは、いずれも委員会審査報告どおり認定することに決定しました。---------------------------------------
    ○議長(平田雅夫君)  日程第八から日程第十三までを一括して議題とします。   (書記朗読) △日程第八 第六十三号議案 東京都北区立ふれあい館条例の一部を改正する条例(委員会審査報告) △日程第九 第六十四号議案 東京都北区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例(委員会審査報告) △日程第十 第六十五号議案 東京都北区立幼稚園条例の一部を改正する条例(委員会審査報告) △日程第十一 第六十六号議案 北区総合防災情報通信システム整備工事請負契約委員会審査報告) △日程第十二 第六十八号議案 明桜中学校新築電気設備工事請負契約委員会審査報告) △日程第十三 第六十九号議案 明桜中学校新築空気調和設備工事請負契約委員会審査報告)--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  本案に関し委員会審査報告書が提出されていますので、書記から朗読させます。   (書記朗読)   企画総務委員会議案審査報告書一、第六十三号議案 東京都北区立ふれあい館条例の一部を改正する条例一、第六十四号議案 東京都北区学童クラブの運営に関する条例の一部を改正する条例一、第六十五号議案 東京都北区立幼稚園条例の一部を改正する条例一、第六十六号議案 北区総合防災情報通信システム整備工事請負契約一、第六十八号議案 明桜中学校新築電気設備工事請負契約一、第六十九号議案 明桜中学校新築空気調和設備工事請負契約 本委員会は九月十一日付託された右議案審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決定したので報告する。 平成二十一年九月十八日          東京都北区議会企画総務委員会              委員長  宇野 等 東京都北区議会議長  平田雅夫殿--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  お諮りします。 本案は、いずれも委員会審査報告どおり決定することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、本案は、いずれも委員会審査報告どおり決定しました。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  日程第十四を議題とします。   (書記朗読) △日程第十四 第七十号議案 東京都北区立袋児童館の指定管理者の指定について(委員会審査報告)--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  本案に関し委員会審査報告書が提出されていますので、書記から朗読させます。   (書記朗読)   健康福祉委員会議案審査報告書一、第七十号議案 東京都北区立袋児童館の指定管理者の指定について 本委員会は九月十一日付託された右議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告する。 平成二十一年九月十七日          東京都北区議会健康福祉委員会              委員長  池田博一 東京都北区議会議長  平田雅夫殿--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  これより本案を起立により採決します。 本案に関する委員会審査報告は原案可決であります。委員会審査報告どおり決定することに賛成の方はご起立願います。   (賛成者起立) ○議長(平田雅夫君)  起立多数であります。よって、本案は委員会審査報告どおり決定しました。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  日程第十五を議題とします。   (書記朗読) △日程第十五 第七十一号議案 東京都北区立八幡山児童館の指定管理者の指定について(委員会審査報告)--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  本案に関し委員会審査報告書が提出されていますので、書記から朗読させます。   (書記朗読)   健康福祉委員会議案審査報告書一、第七十一号議案 東京都北区立八幡山児童館の指定管理者の指定について 本委員会は九月十一日付託された右議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告する。 平成二十一年九月十七日          東京都北区議会健康福祉委員会              委員長  池田博一 東京都北区議会議長  平田雅夫殿--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  これより本案を起立により採決します。 本案に関する委員会審査報告は原案可決であります。委員会審査報告どおり決定することに賛成の方はご起立願います。   (賛成者起立) ○議長(平田雅夫君)  起立全員であります。よって、本案は委員会審査報告どおり決定しました。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  日程第十六を議題とします。   (書記朗読) △日程第十六 議員提出議案第十号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書   (議案は会議録末尾に掲載)--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  お諮りします。 本案は提案理由の説明を省略したいと思います。ご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、本案は提案理由の説明を省略することに決定しました。 お諮りします。 本案は原案どおり決定することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、本案は原案どおり決定しました。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  日程第十七及び日程第十八を一括して議題とします。   (書記朗読) △日程第十七 二一第一号 北区耐震改修助成金見直しに関する請願(委員会審査報告) △日程第十八 二一第一一号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書提出に関する陳情(委員会審査報告) △日程第十八 二一第一二号 北区次世代育成支援行動計画における子育て広場(つどいの広場)の実施を求める陳情(委員会審査報告)--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  本件に関する委員会審査報告書は、配付してありますので、朗読は省略します。---------------------------------------   健康福祉委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成二十一年九月十七日          東京都北区議会健康福祉委員会              委員長  池田博一 東京都北区議会議長  平田雅夫殿---------------------------------------一、件名  二一第一二号 北区次世代育成支援行動計画における子育て広場(つどいの広場)の実施を求める陳情二、提出者   特定非営利活動法人でんでん子ども応援隊   理事長 豊原きよみ三、審査結果   意見を付して採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。    意見  趣旨に沿うよう努力すること。---------------------------------------   文教委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成二十一年九月十六日          東京都北区議会文教委員会              委員長   福田伸樹 東京都北区議会議長  平田雅夫殿---------------------------------------一、件名  二一第一一号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書提出に関する陳情二、提出者   北区教職員組合   執行委員長 内田孝司三、審査結果   採択すべきものと決定。---------------------------------------   建設委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成二十一年九月十七日          東京都北区議会建設委員会              委員長  山中邦彦 東京都北区議会議長  平田雅夫殿---------------------------------------一、件名  二一第一号 北区耐震改修助成金見直しに関する請願二、提出者   大林フローラ上中里管理組合   理事長 吉田文夫三、審査結果   採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  お諮りします。 本件は、いずれも委員会審査報告どおり決定したいと思います。ご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、本件は、いずれも委員会審査報告どおり決定しました。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  お諮りします。 請願・陳情の継続審査については、各委員長から継続審査の申し出がありますので、継続審査件名表のとおり、閉会中の継続審査に付したいと思います。ご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、そのように決定します。---------------------------------------   請願・陳情継続審査件名表(平成二十一年十月九日第三回定例会)   企画総務委員会   (平成十九年)一、一九第一七号 NTT社宅跡地利用に関する陳情   (平成二十年)一、二〇第五号 「鳥獣被害防止特措法」関連予算を、鳥獣捕殺ではなく自然林復元と被害防除に使うこと等を求める意見書提出に関する陳情一、二〇第六号 「郵政民営化見直し」を求める意見書提出に関する陳情一、二〇第三五号 低所得者、障がい者、高齢者等に対する火災警報器設置費用の補助を求める陳情   区民生活委員会   (平成二十年)一、二〇第二七号 大気汚染測定局に関する陳情   健康福祉委員会   (平成十九年)一、一九第二五号 介護療養病床廃止・医療療養病床削減計画中止の意見書提出等に関する陳情(第一項)一、一九第二六号 医療制度改革に関する意見書提出を求める陳情   (平成二十年)一、二〇第一号 医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を求める意見書提出に関する陳情一、二〇第三号 介護療養病床廃止・医療療養病床削減計画中止等の意見書提出に関する陳情一、二〇第一二号 高齢者への健康奨励金ならびに介護保険制度内容見直しに関する陳情(第三項、第四項)一、二〇第二三号 福祉施設・保育所の最低基準を維持し、保育所の直接契約方式を導入しないよう、国に対し意見書提出を求める陳情一、二〇第二五号 介護保険料の引き下げに関する陳情一、二〇第二九号 障がい者の入所施設等に関する陳情(第三項、第四項、第五項)一、二〇第三〇号 認知症高齢者の介護認定審査及びグループホームの入居費用に関する陳情一、二〇第三二号 介護療養病床廃止の中止を求める意見書提出に関する陳情一、二〇第三四号 低所得者でも安心して入居できる特別養護老人ホームの建設を求める陳情   (平成二十一年)一、二一第五号 北区の介護保険行政に関する陳情(第二項、第三項、第四項、第五項)   建設委員会   (平成十九年)一、一九第一五号 都市計画袋町公園の緑地・公園化に関する陳情   (平成二十年)一、二〇第一一号 西ケ原一丁目地区の住宅建設に関する陳情一、二〇第二二号 赤羽駅西口地区第二期再開発事業に関する陳情一、二〇第三六号 赤羽駅西口地区第二期再開発事業に関する陳情   (平成二十一年)一、二一第八号 北区に犬の公園の設置を求める陳情一、二一第一〇号 「道路の不法占用防止に関する条例」の制定に関する陳情   防災対策特別委員会   (平成二十年)一、二〇第四号 地方整備局の事務所・出張所の存続に関する意見書提出を求める陳情--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  お諮りします。 各委員会において調査中の特定事件については、各委員長から継続調査の申し出がありますので、継続調査事項表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。ご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平田雅夫君)  ご異議ないと認め、そのように決定します。---------------------------------------   特定事件継続調査事項表   企画総務委員会一、区政の総合的な企画、調整及び経営管理について二、予算について三、広報及び広聴について四、条例、和解等について五、国際化について六、契約及び財産管理について七、営繕について八、危機管理について   区民生活委員会一、コミュニティの育成その他区民生活について二、産業振興について三、区民施設及び産業文化施設の管理について四、区民情報の管理及び統計について五、戸籍及び住民の登録について六、区税について七、国民健康保険について八、後期高齢者医療(東京都後期高齢者医療広域連合が所管する事務は除く)及び高齢者の医療費の支給について九、国民年金について十、リサイクル事業の推進について十一、清掃事業について十二、生活環境について   健康福祉委員会一、地域保健の推進について二、高齢者福祉について三、介護保険について四、障害者福祉について五、生活保護について六、児童福祉について七、福祉施設の管理について八、男女共同参画の推進について九、青少年対策について十、子育て支援について   文教委員会一、校舎建設及び学校用地について二、学校環境整備について三、校外施設について四、社会教育事業の運営及び施設の整備について五、義務教育について六、幼児教育について   建設委員会一、都市計画について二、まちづくりの推進について三、道路、河川、公園その他土木施設について四、住宅について五、建築について六、交通対策について   議会運営委員会一、議会の運営に関する事項について二、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について三、議長の諮問に関する事項について   地域開発特別委員会一、十条地区まちづくりについて 1 十条駅付近地下化に伴う諸問題について 2 十条駅周辺地区再開発について 3 十条防災まちづくりについて二、西ケ原地区まちづくりについて三、志茂地区まちづくりについて四、赤羽駅東口地区まちづくりについて五、田端地区土地区画整理事業について   防災対策特別委員会一、地震災害について二、風水害等について   都区制度等調査特別委員会一、今後の都区のあり方に係わる都区協議について二、地方分権に伴う地方行財政制度の改革について   交通環境対策特別委員会一、駅周辺の交通バリアフリー対策について二、首都高速道路王子線に係わる諸問題について   庁舎のあり方検討特別委員会一、今後の庁舎のあり方について--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  以上で本日の日程全部を終了しました。 会議を閉じます。 これをもって平成二十一年第三回東京都北区議会定例会を閉会します。--------------------------------------- ○議長(平田雅夫君)  区長からあいさつがあります。   (区長 花川與惣太君登壇) ◎区長(花川與惣太君)  閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 平成二十年度各会計決算の認定をはじめ、条例案、補正予算案など、ご提案いたしましたすべての議案につきまして、それぞれご決定をいただき、まことにありがとうございました。 決算特別委員会をはじめ、今議会の審議を通じまして、議員の皆様から賜りました数多くのご意見、ご提言等につきましては、今後の区政執行に、また予算編成などに十分反映させてまいりたいと存じます。 今後とも、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。 さて、東京オリンピックは、とりあえず夢幻となりましたが、区内では、先日、大盛況のうちに幕を閉じた区民まつりをはじめ、秋のイベントや行事が、数多く予定されております。議員各位におかれましても、実りある充実した秋となりますことを心より祈念いたしまして、お礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。   午前十時五十八分閉会...